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【1歳〜2歳】しゃべる時期がわかる!「初めての言葉ランキング」1位〜50位【アンパンマンもランクイン】

夕日を前に希望を抱く子供 育児

「1歳〜2歳の子供ってどんな言葉をしゃべるんだろう? 話し始めるのが早い言葉って何?」
こんな疑問に答えます。

初めての言葉ランキングTOP50

子供の語彙に関する研究(※1)より子供がいつどんな言葉を話すのかランキング形式で紹介します。

このランキングは約800人のユーザーから提供された約20.000語のデータを元に作成されています。

順位 単語 平均獲得月齢
1 まんま 13.6
2 いないいないばぁ 15.6
3 パパ 15.8
4 ママ 16.0
5 はい 16.1
6 ワンワン(犬) 16.3
7 ないない(片付ける) 16.5
8 バイバイ 16.5
9 おっぱい 16.8
10 よいしょ 16.8
11 ねんね(寝る) 17.2
12 くっく(靴) 17.7
13 ニャンニャン(猫) 17.8
14 アンパンマン 18.1
15 お父さん 18.2
16 お母さん 18.2
17 パン 18.3
18 たっち(立つ) 18.3
19 ある 18.4
20 どうぞ 18.4
21 バナナ 18.7
22 お茶 18.7
23 いや 18.8
24 葉っぱ 18.8
25 18.9
26 ぶーぶー(車) 19.0
27 だっこ 19.1
28 落ちる 19.2
29 痛い 19.2
30 じーじ/じいちゃん 19.3
31 おいしい 19.5
32 ばーば/ばあちゃん 19.6
33 19.6
34 あっち 19.6
35 あつい 19.7
36 電車 19.7
37 ごちそうだま 19.8
38 19.9
39 ちょうだい 19.9
40 できる 20.0
41 チョウ 20.0
42 これ 20.0
43 ない 20.2
44 おいで 20.2
45 ニンジン 20.2
46 イチゴ 20.3
47 きれい 20.4
48 リンゴ 20.4
49 ジュース 20.4
50 おしっこ 20.5

※1 参考:日本語学習児の初期語彙発達

1語以上しゃべる1歳児の割合は57.6%

グラフをバックに成長を志す子供

言葉をしゃべる目安は1歳だと言われていますが、実際には1歳でしゃべれる子供はさほど多くありません。

もし、あなたの子供が1歳で言葉をしゃべれなくても気に病むことはありません。1歳でしゃべれない子供もたくさんいます。

1歳児(12ヶ月)の約40%はまだしゃべれない

言葉をしゃべる目安はあくまでも目安であって、全ての子供に当てはまるわけではありません。

厚生労働省の調査によると1歳の時に単語を話せる子供の割合は57.6%でした。つまり、1歳でしゃべれない子供の割合は42.4%もいるということです。

下の表は1単語以上言葉を話した子供の割合を示しています。

月齢 割合
8ヶ月未満 2.2
8ヶ月〜9ヶ月 6.5
9ヶ月〜10ヶ月 9.0
10ヶ月〜11ヶ月 21.3
11ヶ月〜12ヶ月 40.9
12ヶ月〜13ヶ月 57.6
13ヶ月〜14ヶ月 69.9
14ヶ月〜15ヶ月 79.1
16ヶ月〜17ヶ月 86.1
17ヶ月〜18ヶ月 88.8
18ヶ月〜19ヶ月 89.1
19ヶ月〜20ヶ月 94.7

参考:平成22年乳幼児身体発育調査

つまり1語以上話す割合は、1歳で約50%、、1歳2ヶ月で約70%、1歳半で約90%ということになります。

1歳(12ヶ月)の子供200人を対象に行われた別の調査でも同様の結果が出ています。下の表は1歳に話せる単語数の割合を示しています。

単語数 割合
0語 43%
1語 13%
2語 13%

参考:0~3さい はじめての「ことば」―ことばの疑問あれこれ

この調査でも、1歳の時に喋れない子供は約43%もいました。また、1歳の時に1語話せる子供の割合は13%、2語話せる子供の割合も13%でした。

これらのデータからわかることは、1語しゃべる子供の割合が50%を越えるのが1歳であって、1歳になるとしゃべるようになるわけではない、ということです。

確かに半分以上の子供がしゃべる時期なので、目安としては1歳が正しいと言えます。ですが、残りの半分ぐらいの子供はまだしゃべれません。要するに、1歳の子供を100人集めたら40人以上はまだ言葉をしゃべったことのない子供になります。つまり、1歳でしゃべらない子供も大勢いるのです。

なので、1歳でしゃべれなくても「他の子はしゃべり出したのにうちの子は、、、」とあまり深刻に考えすぎる必要はありません。1歳半頃になると約90%の子供がしゃべるようになります。1歳半検診までに喋れるようになればいいのです。

2歳頃になるとしゃべる言葉が一気に増える

子供にはある日を界に語彙が急増する時期があります。これを語彙爆発(ボキャブラリー・スパート)といいます。

初めて言葉を発してから2語、3語と話せるようになると徐々に語彙数が増えていきます。しかし、ずっと同じペースで語彙が増えるわけではありません。ある日突然たくさんしゃべるようになります。この語彙爆発が起きるのは子供の語彙数が50語を超えたあたりからです。

語彙爆発が起きると、1日に1~2単語新しい言葉を話すようになります。そして2歳〜6歳には1日平均10語、6歳以降になると最大で1日20語話すようになります。語彙爆発がなぜ起こるのかは、まだ仮説段階で正確にはわかっていないようです。

子供の言葉を増やす方法

子供がたくさんの言葉を話すイメージ画像

子供にたくさん言葉をかけるとテストの点があがる

子供にたくさん言葉をかけると言語能力だけでなく将来受ける学力テストの点も上がります。

心理学者のベティ・ハートとトッド・リズリーの研究によると、3歳までに話しかけた量は、9歳〜10歳の言語スキルと学力テストに相関します。要するに、3歳までにたくさん話しかけられた子供は、9歳〜10歳になった時の言語能力が高く、学校の成績もよくなるのです。

話しかける言葉の数は多ければ多いほど良いです。なので、子供の言語能力を高めたければたくさん話してあげることです。

知らない単語はしゃべることができない

1歳半にもなると大人の言葉を理解して行動するようになります。バナナという単語が喋れなくてもバナナという言葉を理解していると「バナナ食べる?」と聞くと「うん」とうなずきます。言葉を話せないだけで、言葉自体は理解しているのです。

先ほどのランキングで「アンパンマン」という言葉は18ヶ月頃にしゃべるとありますが、うちの1歳7ヶ月の娘は「アンパンマン」という単語は話しません。我が家ではアンパンマンのテレビを見せたことはないですし、アンパンマンのおもちゃもないからです。病院や1歳半検診の時にアンパンマンのぬいぐるみを使ってあやしてくれましたが、娘はいつもキョトンとしていました、、、

ここで重要なことは単語自体を知っていなければ話せないということです。当たり前のことですが、日本語のインプットが少ないとそれだけ発語も少なくなります。

「言ってもわからない」と思わずにどんどん話しかけてあげてください。

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