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【0歳〜1歳】赤ちゃんが歩くために親が出来ること5選【遅いと心配しないために】

外を駆け回る男の子 育児

「うちの子は他の子より歩くのが遅いから心配」
「赤ちゃんが歩くようになるコツを知りたい」
こんな疑問に答えます。

赤ちゃんを早く歩かせることに意味はありません。しかし、環境によって赤ちゃんが歩くのを遅らせてしまう場合があります。つかまり立ちをさせたいなら、つかまり立ちするための棚や台が必要です。なにもしなくても勝手に歩くと無責任なことを言う人もいますが、環境によって歩く時期に差があることは確かです。

赤ちゃんが歩く時期は9ヶ月〜16ヶ月と言われています。この時期よりも歩くのが早かったり遅かったりする場合はまず小児科に相談しましょう。

赤ちゃんが歩くために親が出来ること5選

手をつなぐ親子

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”” bordercolor=”#29B6F6″ bgcolor=”#f8f9ff” borderwidth=”1″ borderradius=”0″ titleweight=””]

  • 薄着を心がける
  • おむつをしない時間をつくる
  • 太り過ぎに注意する
  • ハイハイをたくさんさせる
  • 三半規管を鍛える

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薄着を心がける

日本の研究で冬に厚着をさせるとハイハイする時期が遅れることがわかっています。

厚着することで赤ちゃんの動きを妨げてしまっているのでしょう。冬に生まれた赤ちゃんはハイハイする前の時期を薄着で過ごします。それに比べ、夏に生まれた赤ちゃんはハイハイする前に冬になるので厚着になりがちです。そのため、夏に生まれた赤ちゃんはハイハイする時期が遅れます。そのため、ハイハイする時期にそのため、夏に生まれた赤ちゃんと冬に生まれた赤ちゃんとでは歩く時期に差が出てくることが考えられます。

赤ちゃんの服装は出来るだけ薄着を心がけると赤ちゃんは自由に動くことができ、発達を促します。

おむつをしない時間をつくる

おむつをしていないほうが赤ちゃんは上手に歩けます。

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”” bordercolor=”#29B6F6″ bgcolor=”#f8f9ff” borderwidth=”1″ borderradius=”0″ titleweight=””]ニューヨーク大学のカレン・エードルフ教授が行った実験です。歩き始めの赤ちゃんを布おむつ、紙おむつ、おむつ無しの3つのグループにわけ、それぞれまっすぐ歩かせました。すると、おむつをつけていた赤ちゃんはよろけたり転んだりすることが多かったのですが、おむつなしのグループの赤ちゃんは上手に歩けました。[/st-mybox]

この結果は、布おむつをつけていた時代よりも、紙おむつをつけている今のほうが歩き始める時期が早いと言われている理由とも一致しています。親は赤ちゃんにはおむつを履かせないといけないと思っていますが、赤ちゃんにとってはおむつが無いほうが良いようです。

オムツなしにチャレンジするなら、おむつなし育児を取り入れるという方法もあります。

とは言えオムツ無しは難しい場合が多いでしょう。赤ちゃんが自由に動けると言う面から考えると、布おむつよりも紙おむつのほうが良いかもしれません。

太り過ぎに注意する

赤ちゃんの体格が歩く時期に影響することがわかっています。

まん丸で太った赤ちゃんよりも、スリムな赤ちゃんのほうが早く歩きます。

だからといって赤ちゃんにダイエットさせてはダメです。赤ちゃんに食事制限するのは成長を妨げることに繋がるので好ましくありません。母子手帳などに書かれている成長曲線の平均よりも体重が重いなら、他の子よりも歩くのが遅くなるかもしれないと思っておきましょう。

成長曲線を飛び出している場合は一度小児科に見てもらってください。

ハイハイをたくさんさせる

ハイハイは赤ちゃんの移動のためだけにしているわけではありません。ハイハイによって歩くのに必要な筋肉が鍛えられています。なので、ハイハイするようになったらたくさんハイハイさせてあげてください。

休日はお出かけでベビーカーや抱っこ紐を使う人も多いですが、長時間の使用は避けた方がいいでしょう。出来るだけ赤ちゃんが自由に動ける時間を増やしてあげたほうが、歩き始めるのも早くなります。

三半規管を鍛える

三半規管を鍛えることでバランス感覚が良くなり歩くのが上手になります。

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”” bordercolor=”#29B6F6″ bgcolor=”#f8f9ff” borderwidth=”1″ borderradius=”0″ titleweight=””]新生児を対象に行った実験では、親の膝の上に赤ちゃんを乗せて椅子に座りくるくると回転させました。これを一定期間続けた赤ちゃんは歩くのが上手でした。[/st-mybox]

赤ちゃんが泣いた時、親は抱っこして揺らしながらあやしますが、この揺らす動作は赤ちゃんを泣き止ませるだけでなく三半規管を鍛える効果もあります。勢いよく動かしてはいけませんが、ゆっくりと三半規管を刺激するように動かしてあげると運動能力を鍛えることが出来ます。

歩くのが遅くても心配しすぎない

外で寝転び笑顔で抱き合う母親と子供

赤ちゃんにも性格がある

大人に性格があるように、赤ちゃんにも性格があります。慎重な性格の赤ちゃんは新しいことにあまりチャレンジしません。

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”” bordercolor=”#29B6F6″ bgcolor=”#f8f9ff” borderwidth=”1″ borderradius=”0″ titleweight=””]精神科医のアレクサンダー・トーマスとステラ・チェスは乳児130人を調査し子供の9つの資質を見出しました。9つの気質は『活発さ』『規則性』『反応性』『順応性』『敏感さ』『強烈さ』『機嫌』『気のそれやすさ』『持続性』です。これらを組み合わせ「育てやすい子供」「育てにくい子供」「出だしの遅い子供」の3つのタイプに分類しました。[/st-mybox]

タイプ 割合 特徴
育てやすい子供 40% 生活リズムが規則的で適応力が高く、新しい事に積極的。機嫌が良いことが多い。
育てにくい子供 10% 生活リズムが不規則で適応力が低く、新しい事に回避的。機嫌が悪いことが多い。
出だしの遅い子供 15% 新しい事に適応するのに時間がかかる内気なタイプ
平均的な子供 35% 上記のタイプを併せ持つ

気質に「良い」「悪い」はありません。単に違いがあるだけです。歩くのが遅い子は単に新しいことにチャレンジするのが苦手なのかもしれませんし、慎重で石橋をたたいて渡るタイプなだけかもしれません。自分の子供の気質を理解しておくと子育てに関する不安も和らぎます。

歩くのが早い子もいれば遅い子もいる

歩くのが早くても運動神経がいいわけではありません。歩くのが早い子が優秀なわけでもありません。歩くのが早い子は単純に歩くのが早かったというだけです。

赤ちゃんが歩く時期は9ヶ月〜16ヶ月と幅が広いので、他の子が先に歩いてもあまり気にする必要はありません。赤ちゃんは自分のタイミングで自然に歩きます。それでもある程度は親が環境を作っってあげたほうが良いでしょう。

適切な高さのテーブルや台などがなければ、赤ちゃんはつかまり立ちできません。物がすべて床に置いてあれば、上のものを取りたいと思う欲求もわきません。歩くのが遅いと感じたら、まずは赤ちゃんの環境を確認してみてください。本当は赤ちゃんは歩きたいのに歩ける環境になっていないだけかもしれません。

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